カワサキの名車「Z1」と「Z2」は、1970年代を代表する伝説的バイクとして、今なお多くのライダーやコレクターを魅了し続けています。
しかし、「カワサキ z1 z2 違い」と検索する人が多いように、両車の違いは一見わかりづらく、特に初めて触れる方には混乱しやすいポイントでもあります。
この記事では、z1とz2どっちが人気なのかという疑問をはじめ、それぞれの正式名称(z1 z2 正式名称)や、Z1とZ2のエンジンの違い(Z1 Z2 エンジン 違い)、さらにはカワサキ Z1 相場など、気になる情報をわかりやすくまとめています。
また、カワサキ Z2と現代の人気モデルであるゼファーの違い(z2とゼファーの違い)や、z2 本物 見分け方についても丁寧に解説。
カワサキ Z1とカワサキ Z2の歴史的背景から細かなスペック差まで、読み進めることで両モデルの魅力と違いがしっかりと理解できる内容となっています。
どちらのモデルに魅力を感じるかは人それぞれですが、その違いを正しく知ることは、バイク選びや購入判断において非常に重要です。
これからZ1やZ2に興味を持つ方にとって、本記事が最初のガイドとなれば幸いです。
この記事のポイント
- Z1とZ2の正式名称や開発背景の違い
- 両車のエンジンスペックや性能面の差
- Z1とZ2の人気や市場価値の違い
- Z2とゼファーの設計思想と目的の違い
カワサキ z1 z2 違いをわかりやすく解説

- z1とz2の正式名称を知っておこう
- Z1とZ2のエンジンは何が違う?
- z1とz2、人気があるのはどっち?
- カワサキ Z1の特徴と魅力とは
- カワサキ Z2の基本スペックを紹介
z1とz2の正式名称を知っておこう

カワサキの名車として語り継がれる「Z1」と「Z2」ですが、実はそれぞれに正式名称があることをご存知でしょうか。
多くのライダーやバイクファンが通称で呼ぶことが多いため、正式な名称が曖昧になっていることも少なくありません。
しかし、正しいモデル名を知ることは、それぞれのバイクの背景や設計意図を理解するうえで非常に重要です。
Z1の正式名称は「Kawasaki 900 Super4(Z1)」です。このモデルは1972年に登場し、カワサキが世界市場を意識して開発した大型バイクです。
排気量は903ccで、当時の日本メーカーとしては最大級のエンジンを搭載していました。
名称の中の「900」は、その排気量を意味しています。
一方、Z2の正式名称は「Kawasaki 750RS(Z2)」です。
こちらは1973年に登場した日本国内向けのモデルで、排気量は746cc。日本では当時、750cc以上のバイクは自主規制の対象だったため、Z1の国内販売が見送られ、その代替としてZ2が開発されました。
「750RS」の「RS」は「ロードスポーツ」の略とされています。
このように、Z1とZ2は見た目こそ非常に似ていますが、正式名称に含まれる排気量の違いがそのまま両者のポジションを表しています。
名前の違いは単なる呼称ではなく、モデルのコンセプトや対象市場の違いを反映しているのです。
初めてこの2車種を比較する方にとっては、まずこの正式名称を押さえることが、今後の理解を深める大きな一歩となるでしょう。
見た目やパーツの共通点だけに注目するのではなく、設計された背景や目的まで知ることで、Z1とZ2の奥深さがより一層伝わってきます。
Z1とZ2のエンジンは何が違う?

Z1とZ2の最大の違いの一つに、搭載されているエンジンの仕様があります。
外観は非常に似ているため、パッと見では区別がつかないことも多いですが、内部構造や性能面では明確な違いが存在します。
まず、Z1には903ccの空冷4ストロークDOHC並列4気筒エンジンが搭載されています。
このエンジンは、当時としては画期的な高出力を実現しており、最高出力は82馬力。
特に高速走行での伸びや加速性能に優れており、海外のバイク市場で高い評価を得ました。
Z1はまさに“世界最速”を目指して設計されたバイクと言えるでしょう。
一方、Z2に搭載されているのは746ccの空冷4ストロークDOHC並列4気筒エンジンです。
基本構造はZ1のエンジンをベースにしており、部品の多くも共通していますが、日本の法規制に対応するため排気量が抑えられています。
その結果、最高出力は69馬力に留まり、Z1と比べるとやや穏やかな特性になっています。
ここで注目したいのは、単に馬力が少ないということではなく、Z2のエンジンは日本国内の道路事情やライダーのニーズに合うように最適化されているという点です。
市街地やワインディングなどでの扱いやすさが意識されており、乗り手にとってはより実用的な味付けとなっています。
ただし、Z1に比べるとエンジンの迫力や加速性能は控えめであるため、パワー重視のライダーには物足りなく感じるかもしれません。
逆に、Z2はマイルドな乗り味を好むライダーにとっては非常にバランスの取れた一台と言えるでしょう。
このように、Z1とZ2のエンジンは見た目は似ていても、性能や設計思想において明確な違いがあります。
購入や比較を検討する際には、外観だけでなくエンジンの仕様や特性にも注目することをおすすめします。
z1とz2、人気があるのはどっち?

Z1とZ2のどちらが人気かという点については、一概には決めがたい部分もありますが、コレクター市場やバイクファンの声を総合すると、Z1のほうがより高い人気を集めています。
これは単に性能やデザインの問題だけでなく、モデルが生まれた背景や希少性、そして海外市場での評価なども大きく影響しています。
まず、Z1は「世界初の量産DOHC大型バイク」としての歴史的価値があり、当時のアメリカ市場で高く評価されました。
世界的に見ても“元祖スーパーバイク”の象徴として扱われており、その名声はいまでも根強く残っています。
また、排気量903ccの圧倒的なパワーや走行性能の高さも、多くのライダーの憧れの対象となっています。
一方で、Z2は日本国内の規制に合わせて開発されたモデルであり、国内での人気は非常に高いです。
Z1譲りのデザインや走行性能を持ちながら、750ccクラスに収まっているため、当時のライダーにとってはより現実的な選択肢でもありました。
今でもZ2に強い愛着を持つファンは多く、根強い人気を誇ります。
とはいえ、Z1は海外を含めた市場全体での需要が高く、価格も年々高騰しているのが現状です。
オークションや専門店では、状態の良いZ1はZ2よりもはるかに高値で取引されています。
このような背景から、多くのバイクファンやコレクターの間では「Z1の方が人気」と認識されていることが多いのです。
ただし、Z2の繊細なエンジン特性や扱いやすさを評価する声もあり、好みによって支持が分かれるのも事実です。
どちらが優れているというよりも、求めるバイクのスタイルや用途によって選ばれるべきモデルだと考えた方が良いでしょう。
カワサキ Z1の特徴と魅力とは

カワサキZ1は、1972年に登場した大型バイクであり、当時としては革新的な性能とデザインを誇っていました。
その最大の特徴は、なんといっても空冷4ストロークDOHC並列4気筒903ccエンジンの搭載です。
このエンジンは非常に高いパワーを持ち、当時のライバル車種を圧倒する走行性能を実現しました。
デザイン面でもZ1は大きな魅力を持っています。
丸みを帯びたタンクやメーター周りの配置、クラシカルなシート形状など、現在の目で見ても古さを感じさせないスタイルは、多くのライダーに支持されています。
どこかレトロでありながら、どっしりとした存在感を放つボディは、まさに「バイクらしいバイク」として愛されています。
さらに、Z1は当時のアメリカ市場を主なターゲットにしていたため、パワフルな加速や高速走行時の安定性にも重点が置かれていました。
この点が、日本市場向けのZ2との大きな違いでもあります。長距離ツーリングや高速道路での使用において、そのパワーと安定感は絶大な信頼を得ています。
ただし、現在Z1を所有・維持するにはそれなりのコストがかかります。
部品の入手が難しかったり、メンテナンスに高い技術が必要だったりと、現代のバイクとは違った苦労も伴います。
それでも、手間をかけてでも乗り続けたいと思わせるだけの魅力がZ1にはあります。
このように、Z1はただの古いバイクではなく、時代を変えた革新の象徴とも言えるモデルです。
現在でもコレクターズアイテムとして高く評価されているのは、その実力と存在感の証と言えるでしょう。
カワサキ Z2の基本スペックを紹介

カワサキZ2は1973年に登場し、日本国内市場向けに特化して開発されたモデルです。
Z1と同じようなデザインを持ちながら、750ccクラスの排気量に抑えられているのが大きな特徴です。
当時の国内自主規制により、750ccを超えるバイクの販売が難しかったため、それに適応するかたちで生まれたのがZ2です。
エンジンは空冷4ストロークDOHC並列4気筒、排気量は746ccで、最高出力は69馬力を発揮します。
Z1の903ccエンジンと比較するとやや控えめな数値ですが、日常での取り回しや中低速での扱いやすさはむしろ向上しており、実用性という面では非常に優れたモデルです。
車体のサイズはZ1とほぼ共通で、全長2205mm、全幅865mm、全高1170mm。車重は約230kgで、当時の大型バイクとしては標準的な重さでした。
フレーム構造もZ1と共通のダブルクレードルフレームを採用しており、剛性と安定性に優れた作りとなっています。
サスペンションはフロントにテレスコピック式、リアにはスイングアーム式を採用し、快適な乗り心地を実現しています。
また、前後ともにディスクブレーキを装備しており、安全性にも配慮された設計です。
Z2はZ1の性能を日本の道路事情や法規制に合わせて最適化したモデルであり、その完成度の高さは今なお評価されています。
部品の互換性が高いことから、レストアベースとしても人気があり、多くのバイクファンに愛され続けています。
Z2は、Z1の影に隠れがちではありますが、日本のバイク史において非常に重要な存在です。
その価値を知れば知るほど、単なる“Z1の廉価版”ではないことがわかってくるはずです。
カワサキ z1 z2 違いと関連モデルも比較

- z2とゼファーの違いを詳しく解説
- z2の本物を見分けるポイントは?
- カワサキ Z1の現在の相場を調査
- 海外仕様と国内仕様の違いとは
- z1とz2のデザインの違いを比較
z2とゼファーの違いを詳しく解説

カワサキZ2とゼファーは、どちらも多くのファンに愛される名車ですが、両者の性格や設計思想には明確な違いがあります。
見た目が似ていることから混同されがちですが、その成り立ちや目的、時代背景を理解することで違いがより明確になります。
まずZ2は、1973年に登場したカワサキの名車であり、Z1の国内仕様モデルとして開発されました。
特徴は、空冷4ストローク並列4気筒DOHCエンジンを搭載し、当時としては非常に高性能なマシンでした。
Z2は、パフォーマンスとデザインの両面で当時のライダーを魅了し、現在でもコレクターズアイテムとしての価値が高い存在です。
一方のゼファーは、1989年に登場したネイキッドバイクのパイオニアともいえるモデルです。
Z2のスタイルを現代風にアレンジしたレトロな外観が特徴で、「復刻的な位置づけ」で販売されました。
エンジンは空冷4気筒ながら、DOHCではなくSOHCを採用しており、出力もZ2よりやや抑えめになっています。
これは、扱いやすさと日常性を重視したためであり、初心者でも乗りやすいバイクとして設計されています。
また、Z2は「当時の最先端スポーツバイク」だったのに対し、ゼファーは「クラシックデザインを楽しむための現代車」という違いもあります。
Z2はスピードや性能を追求した一方、ゼファーは走行性能よりも雰囲気やライディングの楽しさを優先しています。
このように、Z2とゼファーは見た目に似ていても、開発の目的や機能、走りのテイストに明確な違いがあります。
もしZ2の本格的なフィーリングや歴史的な背景に惹かれるのであればZ2を、扱いやすさや手頃さを求めるならゼファーを選ぶという視点が有効でしょう。
z2の本物を見分けるポイントは?

Z2は年々価値が高騰しており、レプリカや外装のみZ2風に改造された車両も多く流通しています。
そこで、本物のZ2を見分けるためには、いくつかのチェックポイントを知っておく必要があります。
まず確認すべきなのがフレーム番号とエンジン番号です。Z2のフレーム番号は「Z2F」で始まり、エンジン番号は「Z2E」で始まるのが基本です。
この番号が一致している「マッチング車」であれば、より高い価値があるとされています。
番号が異なる場合、それはエンジンが載せ替えられている可能性があるため注意が必要です。
次に、キャブレターやエキゾーストなどの細部にも注目しましょう。
Z2の純正キャブレターはミクニ製のVM28で、スロットルの動きやセッティングにも独自の特性があります。
また、マフラーは4本出しタイプが特徴で、エンド部分の形状や溶接の仕上がりにもオリジナルらしさが表れます。
さらに、メーターやスイッチ類、ウインカー、シート形状などの外装パーツもチェックポイントです。
純正のメーターには「KAWASAKI」のロゴが入り、当時特有の針の動きや目盛りデザインがあります。
レプリカや社外品は微妙に異なるため、見慣れてくると判別がしやすくなります。
注意点として、外装だけZ2風にした「Z2ルック」のバイクも多く存在します。
Z750RSなど、ベース車はZ2に似ていても正確には別のモデルであるケースもあります。
見た目が似ているだけで判断せず、フレームやエンジン番号をしっかり確認することが重要です。
最後に、信頼できるショップや専門家にチェックを依頼するのもおすすめです。
プロの目であれば、より確実に真贋を判断してくれるでしょう。
本物のZ2を探すのであれば、時間と手間を惜しまない慎重な姿勢が求められます。
カワサキ Z1の現在の相場を調査

カワサキZ1は、1970年代に登場した名車として、現在でも多くのバイク愛好家から高い人気を誇っています。
そのため、中古市場におけるZ1の価格は年々上昇傾向にあります。
例えば、バイク販売サイト「グーバイク」(2025年4月時点)によると、Z1の平均価格は約506.3万円とされています。
また、絶版バイク専門店「ウエマツ」では、Z1の在庫車両が420万円から700万円の価格帯で販売されています 。
さらに、業者間オークション市場では、状態や走行距離、部品のオリジナリティにより価格は大きく変動します。
Z1の場合、コンディションが良好な車両では500万〜800万円以上の取引も珍しくありません。
一方、レストアベースや一部パーツが流用されている車両では300万円台の落札例もあります。
このように、Z1の価格は車両の年式、走行距離、保存状態、さらには市場の需要と供給のバランスによって大きく変動します。
購入を検討されている方は、これらの要素を総合的に考慮し、信頼できる販売店やオークションサイトで最新の情報を確認することが重要です。
海外仕様と国内仕様の違いとは

カワサキZ1とZ2は、主に海外市場と国内市場向けに開発されたモデルであり、その仕様にはいくつかの違いが存在します。
まず、最大の違いはエンジンの排気量です。Z1は海外市場向けに開発され、排気量903ccのエンジンを搭載しています。
一方、Z2は日本国内の自主規制に対応するため、排気量746ccのエンジンを採用しています 。
次に、外観上の違いとして、サイドカバーのエンブレムが挙げられます。
Z1では「900」と表示されているのに対し、Z2では「750」となっています 。
また、販売価格にも差がありました。
発売当時、Z1は約571,500円、Z2は約418,000円で販売されていました 。
これらの違いを理解することで、Z1とZ2の各モデルが持つ特性や歴史的背景をより深く知ることができます。
z1とz2のデザインの違いを比較

カワサキZ1とZ2は、一見すると非常によく似たデザインを持っていますが、細部にはいくつかの違いがあります。
まず、サイドカバーのエンブレムが異なります。Z1では「900」、Z2では「750」と表示されています 。
次に、スピードメーターの表示単位が違います。Z1は主に海外市場向けであるため、マイル表示が採用されています。一方、Z2は国内市場向けであり、キロメートル表示となっています 。
さらに、シートデザインにも差異があります。Z2にはタンデムシートベルトが装備されていますが、Z1にはこの装備がありません 。
これらのデザイン上の違いは、各モデルがターゲットとする市場や規制に対応するためのものであり、Z1とZ2の個性を際立たせています。
まとめ
- Z1の正式名称は「Kawasaki 900 Super4(Z1)」
- Z2の正式名称は「Kawasaki 750RS(Z2)」
- Z1は海外向け、Z2は日本国内向けに開発された
- Z1のエンジン排気量は903ccでパワフル
- Z2のエンジン排気量は746ccで扱いやすい
- Z1の最高出力は82馬力、Z2は69馬力
- エンジン構造は共通だが特性は異なる
- 人気はZ1のほうが高く、価格も上昇傾向
- カワサキZ1は高性能かつデザインも評価が高い
- Z2は国内事情に最適化された完成度の高いモデル
- Z2とゼファーは目的や構造がまったく異なる
- Z2の本物はフレーム番号やパーツで見分けられる
- Z1の相場は平均500万円前後で高額帯にある
- 海外仕様(Z1)と国内仕様(Z2)は細部に違いがある
- デザイン面ではサイドカバーやメーター表示に違いがある